児童発達支援・放課後等デイサービス・保育所等訪問支援・相談支援 ヴィキッズ/ヴィキッズ・ジュニアのブログ

京都府向日市にある、 ヴィキッズ/ヴィキッズ・ジュニアのブログです。児童発達支援、放課後等デイサービス、保育所等訪問支援、相談支援など、子育ての幅広い困りに寄り添います。

アナログゲーム紹介「テディ・メモリー」

 今日も、療育で使用しているゲームを紹介します。

 「テディ・メモリー」という、クマさんの絵柄を使ったカードゲームです。

 2歳ぐらいからプレイできる、易しいゲームです。

f:id:vkids:20180709095456j:image

 

 

f:id:vkids:20180703154752j:image

 「テディ・メモリー」は、いわゆる、「神経衰弱」的なゲームです。

 クマさんのシルエットに切り抜かれたカードを、順にめくっていき、同じ絵が揃えば、そのペアをもらえます。たくさんもらった人が勝ち、というシンプルなルールです。

f:id:vkids:20180703154833j:image

 トランプでおこなう神経衰弱ですと、似たような図柄ばかりでわかりにくいですが、はっきりと違う絵柄なので、それぞれのカードの弁別や認知、記憶もしやすくなっています。

 また、分厚い紙でできているため、小さなお子さんでも、カードをめくったり持ったりしやすくなっています。

 低年齢のお子さんの場合、枚数を減らした状態でプレイするのもおすすめです。


f:id:vkids:20180703154838j:image

 それが基本の遊びかたですが、神経衰弱ゲームとしてはプレイできない発達段階のこどもの場合、カードを表向きにした状態で、「赤ちゃんのクマさんどこかな?」「パンダさんはどこかな?」などと、カルタのような遊びかたをしても良いでしょう。

 また、こども自身に、カードの絵柄の説明をしてもらうのも有効です。

「これは何してるクマさん?」

「ねんねしてるねぇ」

「あかちゃんのクマさんだね」

「パンダさんだった!」

などと。

 よく似た具体物をもとに、会話をおこなうことで、それぞれのお子さんの認知の特性を探るきっかけにもなります。

 

 神経衰弱というゲームは、大人がわざと間違うなどして、子どもさんに勝利の体験を積ませるなどの操作もしやすいです。小学生ぐらいの年齢になると、ガチンコで勝負しても、大人が負けてしまうこともしばしばですが…。

ラベンスバーガー テディ・メモリー

ラベンスバーガー テディ・メモリー