ヴィキッズのブログ

京都府向日市にある、 ヴィキッズのブログです。

学校に行けない日も、ここは「第三の居場所」。ヴィキッズが不登校支援に力を入れる理由

こんにちは、ヴィキッズの岡田です。 放課後等デイサービスのご相談をお受けする中で、保護者の方からよくいただく質問の一つに「学校をお休みしているのですが、通えますか?」というものがあります。 結論から申し上げますと、もちろん通っていただけます。 ヴィキッズでは、現在不登校となっているお子さんの支援にも非常に力を入れています。 本日は、なぜ私たちが不登校のお子さんのサポートを大切にしているのか、 そしてヴィキッズがどのような場所でありたいと願っているのかについてお話しさせてください。

学校でも家庭でもない「第三の居場所」として

子どもたちにとって、一日の大半を過ごす学校は非常に大きなウェイトを占めています。 それゆえに、学習面のつまずき、友人関係の悩み、あるいは「なんとなくしんどい」といった理由から学校に行けなくなると、お子さんも保護者の方も「社会から孤立してしまったのではないか」と強い不安を感じられることが少なくありません。 そんな時こそ、学校でも家庭でもない「第三の居場所(サードプレイス)」が必要だと私たちは考えています。 ヴィキッズは、「学校に行くための訓練」をする場所ではありません。 私たちのミッションは「ゆたかなこども期をつくる」ことです。 学校をお休みしているからといって、こどもらしい豊かな時間を諦める必要はありません。 安心して過ごせる場所で、信頼できる大人(スタッフ)と関わり、好きなことや得意なことに自分のペースで取り組む。 その時間の積み重ねが、お子さんの心のエネルギーを少しずつ満たしていくのです。

学校との連携:ヴィキッズへの通所が「出席扱い」になることも

ヴィキッズを開所した8年前の当初は、不登校のお子さんが日中に利用したいと思っても、市役所などからは「『放課後』等デイサービスなのだから、学校が終わった後の時間帯しか利用できない」と言われるような状況でした。 しかし、「制度上、日中の利用を禁止する根拠規定はどこにもない」ということをこちらでもしっかりと調べ上げ、 保護者の方々と共に声を上げながら、時間をかけて行政や学校と粘り強く交渉を重ねてきました。 その結果、現在では乙訓圏内において、学校と連携し、ヴィキッズへの通所が学校の「出席日数」としてカウントしてもらえる形が確立してきています。 「学校を休むこと」が進学への不安に直結してしまう保護者の方にとって、これは大きな安心材料になるはずです。 さらに、中学校の中間・期末などの定期テストについても、学校の教室で受けるのが難しい生徒さんのために、担任の先生と相談し、ヴィキッズの個室を使って学校と同じ内容のテストを受けたケースもありました。 必ずしもそのまま成績評価に直結するわけではありませんが、「自分だけが学校から取り残されている」というお子さんの孤立感を少しでも和らげることができればという思いから、こうした柔軟な連携も実施しています。

信頼できる大人との関係性が、将来の支えに

ヴィキッズを開所して8年以上が経ち、小学生の頃から通ってくれていたお子さんたちが中学生、高校生へと成長していく姿をたくさん見てきました。 思春期や反抗期といった難しい時期には、親御さんと衝突することも増えてきます。 そんな時、親でもなく、学校の先生でもない「第三の大人」として関われる私たちの存在が、お子さんの支えになっていると感じる場面に何度も立ち会ってきました。 中高生向けの「ヴィキッズユース」では、そうした時期のお子さんにも継続的なサポートを行っています。 学校に行けていない時期があっても、ここで「できた!」という経験を積み、将来の選択肢を一緒に考えていくことは十分に可能です。

義務教育終了後の一つの選択肢:通信制高校での学びをサポート

中高生の不登校において、親子ともに大きな不安となるのが「高校進学」です。 近年、義務教育終了後の進路として通信制高校を選ぶお子さんが増えており、実際にヴィキッズにも通信制高校に在籍しながら通所しているお子さんがたくさんいます。 通信制高校は、毎日通学する必要がなく自分のペースで学べるという大きなメリットがあります。 しかし、一方で大きな壁となるのが「自己管理の難しさ」です。 中学までに継続的な学習習慣が身についていない中で、誰からも強制されない環境のもと、自ら単位取得のためのスケジュールを考え、オンライン学習のみで必要な学力を身につけていく……。 これは、大人であっても決して簡単なことではありません。 そこでヴィキッズでは、こうした通信制高校に通うお子さんたちのサポートにも力を入れています。 「今週はどのレポートを進めるか」を一緒に計画したり、オンライン学習でつまずいたところをサポートしたり。 一人では挫折してしまいそうな学習の道のりを、スタッフが伴走しながら支えます。 (ここでも、AIを使った文字起こしや要約ツールなどの活用が、お子さんの学習の助けになっています。)

就労だけではない、18歳以降の多様な選択肢

高校を卒業した後の「18歳以降の進路」についても、私たちは子どもたちの選択肢を広げていきたいと強く願っています。 障害福祉の世界では、これまで「18歳以降は就労(就労継続支援など)」という進路が一般的とされてきました。 しかし、この春、ヴィキッズに長く通ってくれていたお子さんの中で、通信制高校での学習を経て、療育手帳を持ちながら大学へ進学するという実績が生まれました。 もちろん、「大学に進学すること」だけが素晴らしいわけではありません。 大切なのは、「障害があるからこの道しかない」と最初から諦めるのではなく、自分らしい生き方を複数の選択肢の中から選べるようになることです。 不登校のお子さんも、発達に特性のあるお子さんも、社会に出ていくための道は一つではありません。 その子にとってベストな選択ができるよう、18歳までの時間をかけて、一緒にその準備をしていきたいと考えています。

「遅れを取り戻す」のではなく、「いま」を大切に

「学校に行けない分、療育でなんとかしてほしい」 そう願う親御さんのお気持ちは痛いほどよくわかります。 しかし、ヴィキッズは無理に学習の遅れを取り戻させたり、一方的に社会の枠に当てはめようとする場所ではありません。 まずは、お子さんが「ここなら安心して過ごせる」と思えることが第一歩です。 学ぶ手段も、過ごし方も、決して一つではありません。 一人ひとりの特性に合わせたサポートの形を、私たちは常に模索しています。

ご利用に関する大切な確認事項

ここで一つ、制度上の大切な点をお伝えさせてください。 「不登校であれば、どなたでも放課後等デイサービスを利用できる」というわけではありません。 放課後等デイサービスは、あくまで児童福祉法に基づく「障害福祉サービス」です。 そのため、不登校の背景に何らかの発達の特性や障害があること(またはその可能性)が利用の前提となります。 すでに学校で「特別支援学級」などに在籍されている場合は、ひとまずの要件を満たすことが多いですが、お子さんにとってより適切で専門的なサポートを行うためにも、医療機関を受診し、医師の見解や意見書なども合わせてご用意いただくことをお勧めしています。 「うちの子は利用できるのだろうか?」と迷われた場合も、まずは一度ご相談ください。 必要な手続きや医療機関との繋がり方なども含めて、一緒に考えさせていただきます。

おわりに

もし今、お子さんが学校に行けず、日中の過ごし方や将来に不安を抱えておられるなら、ぜひ一度ヴィキッズにご相談ください。 すぐに何かが劇的に解決するわけではないかもしれません。 しかし、お子さんが心からリラックスして笑える「ゆたかな時間」を、一緒につくっていくお手伝いはできると信じています。 見学やご相談は随時受け付けております。どうぞお気軽にご連絡ください。

【お問い合わせ先】 電話:075-924-0018

【ヴィキッズからのお知らせ:スタッフ募集中!】

ヴィキッズでは、今回お話ししたような「子どもたちの第三の居場所づくり」や「将来の選択肢を広げる伴走型の学習サポート」に興味・関心のあるスタッフを募集しています。 子どもたちと本気で向き合い、一緒に「ゆたかなこども期」をつくっていきたいという方、ぜひ私たちと一緒に働きませんか? 採用に関する詳細やご応募については、以下の募集ページをぜひご覧ください。 ▶ ヴィキッズ 求人・採用情報ページはこちら ご質問なども、どうぞお気軽にお問い合わせください! 【採用・お問い合わせ先】 電話:075-924-0018

ウェブサイト一時停止のお知らせ

現在、ヴィケア有限会社(ヴィキッズ、ヘルパーステーションヴィケア等)のウェブサイト(http://vcare.co.jp/)は、ランサムウェアによる攻撃の影響により、接続できない状況となっております。

現在、復旧に向けて対応を進めておりますが、再開までには今しばらく時間を要する見込みです。

ご利用の皆さまにはご不便とご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。
お問い合わせ等につきましては、下記までお電話いただきますようお願いいたします。

ヘルパーステーションヴィケア TEL:075-924-1110

ヴィキッズ(代表) TEL:075-924-0018

2025年度自己評価

 

2025年度自己評価 - Google ドライブ

自己評価総括表

児童発達支援 自己評価総括表

2025年度の児童発達支援自己評価の結果をもとに、事業所の強み、工夫している取組、今後さらに充実を図る取組を整理しました。

事業所名 ヴィキッズ
保護者評価実施期間 2026年3月1日 ~ 2026年3月31日
保護者評価有効回答数 対象者数:未記載 / 回答者数:未記載
従業者評価実施期間 2026年3月1日 ~ 2026年3月31日
従業者評価有効回答数 対象者数 14名 / 回答者数 12名
事業者向け自己評価表作成日 2026年4月30日

事業所の強み・工夫・さらに充実を図る取組

事業所の強み
※より強化・充実を図ることが期待されること
工夫していることや意識的に行っている取組等 さらに充実を図るための取組等
安心感のある支援環境活動スペース、職員配置、清潔で落ち着いた生活空間について、保護者・職員の双方から高い評価をいただいています。子どもが安心感をもって通所し、活動に参加できていることは、事業所の基盤となる強みです。今後も、子どもの特性や活動内容に応じて環境を調整し、一人ひとりが安心して過ごせる支援環境を整えていきます。 落ち着いて過ごせる場づくり子どもが見通しをもちやすいよう、活動の流れや空間の使い方を整え、安心して過ごせる環境づくりを意識しています。活動の切り替え、休憩、気持ちの変化を職員間で共有し、無理な参加ではなく、自分の状態に応じて活動できるよう配慮しています。清掃や安全確認も日常的に行い、安定した支援環境の維持に努めています。 環境調整の継続的な見直し今後は、子どもの年齢、発達段階、活動内容に応じて、より使いやすい空間づくりを進めていきます。静かに過ごす場所、集中して取り組む場所、身体を動かす場所などの役割を整理し、子どもが自分に合った過ごし方を選びやすくします。保護者や職員の意見も取り入れながら、環境改善を継続していきます。
遊びを通じた発達支援子どもが楽しみながら参加できる活動を軸に、社会性、認知、コミュニケーション、感情調整などの育ちにつなげている点が強みです。活動そのものを目的にするのではなく、子どもの興味や得意なことを入口にして、発達上の課題に自然に取り組めるよう支援しています。遊びを通じて、子どもが成功体験を積み重ねられることを大切にしています。 子どもの興味を入口にした支援ボードゲーム、運動遊び、制作、自由遊びなどを組み合わせ、子どもが主体的に参加しやすい活動を設定しています。勝敗の受け止め方、順番を待つこと、相手に伝えること、ルールを理解することなどを、日々の遊びの中で経験できるよう支援しています。職員は活動中の小さな変化も丁寧に観察し、次の支援につなげています。 支援意図の見える化今後は、それぞれの活動がどのような発達支援につながっているのかを、職員間・保護者間でより共有しやすくしていきます。活動のねらい、子どもの反応、支援者の関わり、次につなげたい視点を記録に残し、個別支援計画やモニタリングにも反映します。遊びの楽しさを大切にしながら、支援の専門性をさらに明確にしていきます。
家庭と連携した支援子どもの通所時の様子だけでなく、家庭での困りごとや成長の実感を踏まえながら支援を進めている点が強みです。保護者が安心して相談できる関係を大切にし、子どもの理解を共有しながら支援しています。家庭と事業所が同じ方向を向いて関わることで、子どもの継続的な成長を支える土台をつくっています。 日々の共有と相談しやすさ送迎時や連絡の機会を通じて、子どもの様子、活動への参加状況、気持ちの変化などを保護者に伝えています。家庭での様子や保護者の不安も聞き取り、支援内容に反映できるよう意識しています。職員間でも情報を共有し、家庭と事業所で大きなずれが生じないよう努めています。相談しやすい関係づくりも大切にしています。 成長を共有する仕組みづくり今後は、日々の様子だけでなく、一定期間で見られた成長や変化を保護者に伝える機会をさらに充実させていきます。個別支援計画、モニタリング、活動記録をつなげ、子どもの変化が分かりやすく伝わる形に整理します。保護者が子どもの成長を実感し、家庭での関わりにも活かせるよう、共有の方法を工夫していきます。

事業所の課題・要因・改善に向けた取組

事業所の弱み
※事業所の課題や改善が必要だと思われること
事業所として考えている課題の要因等 改善に向けて必要な取組や工夫が必要な点等
支援内容の見える化日々の支援は丁寧に行っていますが、活動のねらいや支援の意図が、保護者や外部の方に十分伝わりきらない場合があります。子どもが楽しく過ごしていることに加え、その活動がどのような成長や発達につながっているのかを、より分かりやすく示すことが課題です。支援の内容を具体的に伝える工夫が必要です。 実践が記録に残りにくい構造支援の場面では、職員が子どもの反応を見ながら柔軟に関わっているため、その場で行っている配慮や専門的な判断が記録に残りにくい面があります。活動そのものはありますが、支援としての意味、関わり方、変化の見立てが見えにくい場合があります。支援の意図や子どもの変化を、具体的に説明する仕組みが必要です。 活動記録と説明の整理活動ごとに、ねらい、子どもの姿、支援者の関わり、次の支援につなげる視点を簡潔に記録していきます。保護者向けには専門用語だけでなく、実際の場面や子どもの変化を交えて伝えます。職員間でも記録の書き方をそろえ、支援内容が誰にとっても分かりやすく伝わる仕組みを整えていきます。
成長の共有方法子どもの成長は日々の小さな変化として表れていますが、その変化を保護者と十分に共有するには、さらに工夫の余地があります。できるようになったこと、挑戦していること、支援が必要なことを整理し、短期的な様子だけでなく、一定期間の変化として伝えることが課題です。成長の経過を分かりやすく示す必要があります。 小さな変化が見えにくい子どもの成長は、急に大きく変化するものではなく、表情、参加の仕方、相手への伝え方、切り替えの様子など、小さな変化として現れることが多いです。そのため、日々の連絡だけでは成長の積み重ねが伝わりにくい面があります。職員の観察を、継続的に比較できる形に整理することが必要です。 振り返りの仕組みを整える個別支援計画やモニタリングに加えて、数か月単位で子どもの変化を整理する仕組みを整えます。活動記録、職員の観察、保護者からの聞き取りを組み合わせ、成長の経過が分かる形で共有します。保護者が「どこが伸びたのか」「次に何を支えるのか」を理解しやすい形にし、家庭での関わりにもつなげていきます。
職員間の支援の共有職員それぞれが子どもに合わせた関わりを行っていますが、支援の考え方や関わり方をさらに共有し、事業所全体として支援の質を安定させることが課題です。個々の職員の経験や得意分野を活かしながら、共通の視点を持って支援できる体制づくりが必要です。支援の方向性をそろえることを大切にします。 個別対応が多い支援の特性子どもの特性やその日の状態に応じて支援内容を調整するため、職員の判断や経験に委ねられる場面が多くあります。柔軟な対応は事業所の強みである一方、支援の意図や対応方法を共有しないまま進むと、職員によって関わり方に差が出ることがあります。共通理解を深める時間と仕組みが必要です。 支援方針の共有と研修ケース会議、日々の申し送り、記録の振り返りを通じて、子どもごとの支援方針を職員間で共有します。対応に迷いやすい場面については、具体例をもとに話し合い、事業所としての基本的な関わり方を整理します。研修やOJTも活用し、職員全体で支援の質を高め、安定した支援につなげていきます。

放課後等デイサービス 自己評価総括表

2025年度の放課後等デイサービス自己評価の結果をもとに、事業所の強み、工夫している取組、今後さらに充実を図る取組を整理しました。

保護者評価実施期間 2025年3月1日 ~ 2025年3月31日
保護者評価有効回答数 対象者数 37世帯 / 回答者数 37世帯
従業者評価実施期間 2025年3月1日 ~ 2025年3月31日
従業者評価有効回答数 対象者数 11名 / 回答者数 10名
事業者向け自己評価表作成日 2025年4月28日

事業所の強み・工夫・さらに充実を図る取組

事業所の強み
※より強化・充実を図ることが期待されること
工夫していることや意識的に行っている取組等 さらに充実を図るための取組等
安心して過ごせる環境づくり活動スペース、職員配置、清潔で心地よい生活空間について、保護者から高い評価が得られています。こどもが安心感をもって通所し、通所を楽しみにしていることも確認できており、事業所の基盤となる強みです。今後も、こどもの特性や活動内容に応じて、落ち着いて過ごせる環境づくりを大切にしていきます。 空間を分けて見通しを持ちやすくする工夫パーテーション等を活用し、活動内容やこどもの状態に応じて空間を仕切ることで、過ごし方が分かりやすい環境づくりを行っています。個別の場所を使える環境も確保し、刺激の受けやすさや気持ちの切り替えに配慮しています。こどもが安心して活動に向かえるよう、環境面から支援を整えています。 視覚的刺激を調整した環境整備現在の空間の良さを活かしながら、掲示物、教材、家具配置などを見直し、視覚的な刺激をさらに調整していきます。活動に集中しやすい場所、休憩しやすい場所、個別に落ち着ける場所の役割を明確にし、こどもが自分の状態に応じて安心して過ごせる環境づくりを進めます。
こども理解に基づく個別性のある支援こどもの特性や保護者の意向を踏まえた個別支援計画の作成、計画に沿った支援、日々の状況共有について高い評価が得られています。保護者との面談や相談にも随時対応しており、一人ひとりの発達や生活上の課題を丁寧に捉えながら支援につなげている点が強みです。 チームで支援内容を共有する体制支援開始前後の打合せ、日々の記録、振り返りを通じて、職員間でこどもの様子や支援の方向性を共有しています。必要に応じてミーティングを行い、個別活動と集団活動を組み合わせながら、その日の状態に応じた支援を検討しています。職員全体で同じ方向を向いて支援できるよう意識しています。 アセスメントと記録の活用の充実日々の観察や支援記録を引き続き大切にしながら、発達の変化や支援の効果をより分かりやすく整理する方法を充実させていきます。標準化された視点と日常場面での気づきを組み合わせ、個別支援計画、モニタリング、保護者との共有に活かせるよう、記録と振り返りの質を高めます。
保護者と連携しやすい関係性保護者評価では、日頃からこどもの状況を伝え合い、健康や発達の状況について共通理解ができているとの評価が得られています。相談や面談にも柔軟に対応しており、保護者の希望や相談内容が個別支援計画に反映されている点も確認されています。家庭と事業所が連携しやすい関係性が強みです。 相談しやすさと丁寧な説明利用開始時の説明、個別支援計画の説明、日々の情報共有を通じて、保護者が支援内容を理解しやすいよう努めています。相談や申入れがあった際には、必要に応じて面談の機会を設け、こどもの状況や家庭での様子を確認しています。保護者と同じ視点で支援を考える姿勢を大切にしています。 家庭支援・情報発信の見える化保護者との個別のやり取りに加え、家庭での関わり方に役立つ情報、地域の支援情報、活動の様子などを分かりやすく発信していきます。ペアレント・トレーニング等の家族支援についても、事業所の実情に合った形で検討し、保護者が必要な情報にアクセスしやすい仕組みを整えます。

事業所の課題・要因・改善に向けた取組

事業所の弱み
※事業所の課題や改善が必要だと思われること
事業所として考えている課題の要因等 改善に向けて必要な取組や工夫が必要な点等
非常時対応・安全計画の周知事故防止、防犯、感染症対応、非常災害時の訓練、安全計画などについて、保護者評価では「わからない」とする回答が多く見られます。取組自体は行っていても、保護者に内容や実施状況が十分に伝わっていない部分があります。安全に関する取組を、より分かりやすく公表・共有することが課題です。 実施内容が保護者に見えにくいこと安全に関するマニュアルや訓練は、職員向けの確認や事業所内での実施が中心になりやすく、保護者が日常的に目にする機会が限られます。そのため、実際には対応を進めていても、保護者からは「説明を受けたか分からない」「訓練の状況が分からない」と受け止められることがあります。 年間計画と実施報告の発信避難訓練、安全計画、感染症対応、防犯対応、ヒヤリハットの共有などについて、年間の実施予定と実施後の簡単な報告を保護者に発信していきます。専門的な文書をそのまま示すだけでなく、家庭にも関係するポイントを短く整理し、安心して確認できる形で周知を進めます。
家族支援・保護者同士の交流機会家族支援プログラムや保護者同士の交流、きょうだい支援については、保護者評価で「わからない」や「いいえ」の回答が見られます。個別相談には対応できている一方で、保護者全体に向けた学びや交流の機会は、今後さらに整理できる領域です。必要な方が参加しやすい形を検討していくことが課題です。 個別支援を中心にしてきた運営の影響これまでは、こども本人への支援と保護者との個別相談を中心に取り組んできました。そのため、保護者会や学習会、保護者同士の交流のような集団的な家族支援は、十分に仕組み化されていない面があります。また、保護者の負担や参加しやすさへの配慮も必要です。 小さく参加しやすい家族支援の実施保護者会のような大きな場に限らず、短時間のミニ講座、資料配布、掲示、オンラインでの情報提供など、参加しやすい形から家族支援を始めます。ペアレント・トレーニングの考え方を取り入れ、家庭での関わり方や地域情報を共有し、必要に応じて保護者同士がつながれる機会も検討します。
外部連携・地域とのつながりの見える化関係機関との連携は高く評価されている一方で、児童発達支援センターとの連携、地域のこどもとの交流、外部評価や専門的助言の活用については、今後充実を図る余地があります。地域資源とのつながりを広げ、支援の質を高める取組を、保護者にも分かりやすく示していくことが課題です。 地域資源との連携機会が限られること就学や併行利用に関する情報共有は行いやすい一方で、地域交流や外部機関からの助言を定期的に受ける仕組みは、相手先の体制や地域の状況にも左右されます。また、連携を行っていても、保護者に具体的な内容が伝わりにくい場合があります。連携の目的と内容を整理する必要があります。 連携先・交流内容の整理と発信保育所、幼稚園、学校、相談支援、児童発達支援センター等との連携について、目的、方法、実施内容を整理していきます。必要に応じて専門機関から助言を受ける機会を設け、職員の学びにもつなげます。地域交流については、こどもの安心と個人情報に配慮しながら、実施しやすい形を検討します。

新年度にあたって


 2026年4月1日より、ヴィキッズの通所支援は新たに「ヴィキッズユース」を加えた3事業所体制となりました。

 日頃より、ヴィキッズの活動にご理解とご協力をいただき、ありがとうございます。
 保護者の皆さまをはじめ、多くの方々に支えていただきながら、新しい年度を迎えることができました。

 事業所の体制が広がるこの節目にあたり、私たちはあらためて、ヴィキッズのミッションを確認しています。

 私たちのミッションは、「ゆたかなこども期を支援する」です。
 こども期は、単なる成人期の準備期間ではありません。
 ゆたかなこども期の延長線上に、ゆたかな成人期があると私たちは位置づけています。

 長期的な視点を持ちながらも、今、目の前にいるこどもたちが、よりよい生活を過ごせるよう支援すること。
 それが、ヴィキッズの支援の土台です。

 こどもたちは一人ひとり違います。
 できること、苦手なこと、安心できる関わり方、力を発揮しやすい場面も、それぞれ異なります。
 だからこそ私たちは、目の前のこどもをよく見て、その子に合った支援を丁寧に積み重ねていくことを大切にしています。

 支援は、事業所の中だけで完結するものではありません。
 ご家庭での様子、園や学校での姿、そのときどきの小さな変化を共有しながら、保護者の皆さまと一緒に考えていくことも、私たちにとって大切な支援の一部です。

 4月1日からの3事業所体制は、支援の幅を広げるための一歩です。
 これまでも中高生の受け入れは行ってきましたが、より年代ごとに特化した支援を行うために、「ヴィキッズユース」を加えた体制としました。
 ヴィキッズは幼児期から小学校低学年、ヴィキッズジュニアは小学校高学年、ヴィキッズユースは中高生を主な対象としています。
 それぞれの年代に応じた支援を大切にしながらも、単純に年齢だけで区切るのではなく、個々の発達段階に応じた支援を行ってまいります。

 発達障害の特性を持つお子さんの中には、思春期以降、対人関係や学校生活、進路に関する困りごとがより顕在化してくることがしばしばあります。
 アイデンティティの確立とともに、子育ての難しさの質が変わってくることも少なくありません。
 そのような時期のこどもたちとご家族に、より丁寧に寄り添えるような支援体制を整えることは、私たちにとって大切な課題でした。
 不登校や引きこもり状態にあるこどもたちへの支援についても、これまで同様に力を入れていきます。
 3つの事業所がそれぞれの役割を果たしながら、こどもたちとご家族にとってよりよい支援につなげてまいります。

 その一方で、事業所が増える今だからこそ、このミッションを見失わないことが、これまで以上に大切だと感じています。

 ヴィキッズの開所から8年近くが経ち、立ち上げ初期に通所を開始した小学生のお子さんが、この春から大学生活をスタートします。
 こどもたちの成長を長い時間の中で見つめる中で、私たちはあらためて、こども期の支援がその先の進路や生活につながっていることを実感しています。
 児童発達支援と放課後等デイサービスをあわせることで、0歳から18歳まで、最長18年間にわたってこどもたちの成長のそばにいられます。これは保育所や学校にはできない、私たちの強みであり喜びでもあります。
 こどもたち一人ひとりが自分らしい道を選んでいけるよう、進路選択の幅を少しでも広げていきたいと思っています。

 私たちはこれからも、こどもたち一人ひとりの育ちを大切にし、保護者の皆さまと一緒に考えながら、その子らしい今の生活と、これから先の成長の両方につながる支援を続けてまいります。

 新年度も、安心してご利用いただける事業所であり続けられるよう、職員一同努めてまいります。
 本年度も、どうぞよろしくお願いいたします。

ヴィキッズユース 支援プログラムの公表

ヴィキッズユース 支援プログラムの公表

 

・放課後等デイサービス

https://drive.google.com/file/d/103rAG7qbCP2W-C8qUXt7JqOC8CvosMFX/view?usp=drive_link

 

・居宅訪問型児童発達支援

https://drive.google.com/file/d/14tFTnLrvY7cOuliU_chjvFK_LRhr9van/view?usp=drive_link

避難訓練(地震想定)を実施しました

避難訓練の様子

先日、ヴィキッズでは地震発生を想定した避難訓練を実施しました。

今回は、主に職員を中心とした訓練とし、通所している中高生の児童が数名参加しました。
実際の災害時を想定し、以下の内容を確認しました。

  • 地震発生時の初動対応

  • 職員による点呼

  • 当日通所している児童の在籍・安全確認

  • 向日市の指定緊急避難場所・指定避難所である
    寺戸町事務所前までの避難経路の確認と移動

職員同士の連携や声かけ、避難時の動線などを一つひとつ確認し、
「いざというときに、落ち着いて行動できるか」を意識した訓練となりました。

なお、年度内には、低年齢の児童も含めた避難訓練も実施予定です。
年齢や発達段階に配慮し、無理のない形で取り組んでいきます。

ヴィキッズでは、日々の支援だけでなく、
子どもたちの安全を守るための備えも大切にしています。
今後も継続して、防災・安全対策に取り組んでまいります。

求人情報:ヴィキッズでの子ども支援スタッフ募集

ヴィキッズ 求人情報

子どもたちの成長を支えるスタッフを募集しています。経験・未経験は問いません。

フォームで応募・見学申込 / 📞 075-924-0018 / ✉ okada-k@vcare.co.jp(担当:オカダ)

募集職種

  • 保育士
  • 教員免許保持者
  • 児童指導員
  • 作業療法士/理学療法士/言語聴覚士
  • 公認心理師・臨床心理士
  • 相談支援専門員

働く環境

  • 送迎業務なし
  • アナログゲーム等を活用した療育
  • 個別と集団を組み合わせた支援
  • 多職種連携でチーム支援

勤務時間・休日(概要)

  • シフト制(詳細は面談時にご相談)
  • 週休2日制(土日祝含む)
  • 京都府向日市(阪急 東向日駅から徒歩6分)

待遇・福利厚生(概要)

  • 経験・資格に応じた給与(詳細は面談時)
  • 昇給・賞与/資格手当/交通費支給
  • 社会保険完備/有給休暇/産休・育休/研修費用補助

応募方法

フォームで応募・見学申込

最終更新日:2025年10月3日