よくあるご質問について(児童発達支援)
保護者の皆様からよくお問い合わせいただく内容について、整理しています。
こちらは児童発達支援(幼児)のケースについて、整理しています。
(2023.12.23更新)
療育のシステムについて
療育の時間はどれくらいですか?
1日につき、1コマ=1時間を基本としています。
基本的に幼児さん(未就学児)の受け入れは、
月曜日から金曜日の午前中の
・9時~10時
・10時~11時
・11時~12時
のいずれかとなります。
また、2023年4月より、午後の時間帯の
・13時~14時
・14時~15時
について、年長さんクラス(5歳児クラス)のお子さんについては、受け入れを開始しています。
幼児さんのお昼寝の時間などと重なることもあり、限定的な受け入れとはなりますが、ご一考ください。
お仕事や、ごきょうだいの送り迎え、幼稚園・保育園の行事の都合等で時間が前後される場合など、前後15分程度の時間移動は可能な場合がございます。随時ご相談ください。
※2024年4月よりの制度改定により、時間・人数など、療育の形態が変更になる可能性があります。これまでのような、個別・短時間療育が難しくなる可能性もあるため、厚労省より改定内容が発表され次第、できるだけ迅速に対応し、発表いたします。
療育の空きはありますか?
2023年12月時点で、利用定員のほとんどが埋まっており、新規の受け入れ枠は難しくなっています。毎年4月には、年長さんが新一年生になる関係で、空き枠が出ますが、すでに在籍されているお子さんを優先して新年度のクラス編成をおこなうため、利用可能な時間帯が限定されてしまうことをご了承ください。
ただし、ヴィキッズでは、
・お子さんの特性や性格(それぞれの困りに合わせて)
・年齢、発達段階
・通所可能な時間(保育園や学校、習い事、保護者のお仕事などの兼ね合い)
・療育形態のご希望(個別、または集団療育を希望されるなど)
など、様々な条件を考慮して、個別のクラス編成をおこなっているため、受け入れ枠に空きがあっても、お断りせざるを得ないケースもございます。
たとえば、こども同士でのコミュニケーションスキルを伸ばす療育を希望されている5歳児と、発語などに課題のある2歳児では、療育の内容や目的がまったく異なるため、基本的に同室での療育はおこないません。
そして、何よりもお子さん自身が通所を楽しみにしていただけるかを大切にしておりますので、まずは一度、見学・体験にいらしていただき、詳しいお話をお聞きしたいと思います。
個別療育ですか?集団療育ですか?
個別と小集団のいずれか、あるいはその組み合わせで療育をおこなっています。
それぞれのお子さんの特性や困り感、保護者のご希望に合わせて設定しています。
個別の場合は、お子さん一人につきスタッフが1~2名つくことを基本としています。
小集団の場合は、2~4人程度のクラスを編成し、他のお子さんとのかかわりの中で療育をおこないます。
いずれの場合も、幼児については、お子さん1人につき1人以上のスタッフが必ずつく体制をとっており、1時間の中で、個別の課題に取り組む時間と、小集団で取り組む時間を組み合わせるなど、療育の内容を考慮しています。
※2024年4月よりの制度改定により、時間・人数など、療育の形態が変更になる可能性があります。これまでのような、個別・短時間療育が難しくなる可能性もあるため、厚労省より改定内容が発表され次第、できるだけ迅速に対応し、発表いたします。
保護者が療育中も付き添う必要はありますか?
送迎さえしていただければ、付き添っていただく必要はありません。
いったん御帰宅されたり、療育の間に、買い物や家事などの用事を済まされる方もいらっしゃいます。
療育中に保護者は内容を見学できますか?
基本的には分離での療育を推奨していますが、お子さんが慣れるまでや、母子分離に課題のあるケースなど、一定期間、同室で見学していただくことは可能です。
また、施設内の別室から、ウェブカメラを通じたモニタリングをしていただくことも可能です。
振り返りなどの機会はありますか?
お子さんの成長の節目や、発達の様子に合わせて、3か月~半年に1回程度、スタッフと保護者で振り返りの機会を持つようにしています。
そこまでの期間の療育の内容やお子さんの様子、成長を記録としてまとめ、それをもとに振り返るとともに、またそこからの目標設定や療育内容について、ご相談するようにしています。
夏休みや冬休みなどの長期休みに、長時間の預かりは可能ですか?
1コマ1時間で時間割を組んでいるため、一年中、療育の時間は固定となります。
休み期間中、普段は通いにくい時間帯に振り替えをおこなうことなどは可能ですので、随時ご相談ください。
園の行事や体調不良で休んだ場合はどうなりますか?
同じ月内であれば、振り替え可能です(4月30日の分を5月1日に振り替えるなどは不可)。受給者証に指定された日数の範囲で、振り替え可能です。
ただし、療育の空き状況次第にはなりますので、随時ご相談ください。
保育園や幼稚園と併用(並行通所)できますか?
できます。
1~2歳の乳児さんなど、未就園児のお子さん以外の多くは、保育園や幼稚園と併用して通所されています。
・ヴィキッズに通った後、そのまま保育園に通園される。
・その曜日は幼稚園は休みにし、午前中はヴィキッズ、午後からプールなどの習い事にする。
・育休中の方などは、その曜日は保育園はお休みにする。
・両親で交替でシフトを調整したり、有休や在宅勤務を活用するなどして、毎週でなくとも、通える範囲で通所する。
ご家庭の事情は様々ですが、利用できる範囲でご利用いただいて結構です。
向日市以外の市町村からも通えますか?
通えます。
現在、向日市だけでなく、長岡京市や大山崎町などの乙訓圏域や、京都市からも通所されている方がいらっしゃいます。
その他、大阪府などからでも、通所の受け入れは可能です。
きょうだい(弟、妹など)がいるのですが、連れて行っても構いませんか?
保護者の方の見守りの元、別室で待機していただくことは可能です。
療育中の支援室への立ち入りは、基本的にお断りしています。
療育の内容について
療育の内容はどのようなものですか?
主となる内容は、約700種類のアナログゲームを使用した療育ですが、お子さんの困りや課題によって、様々な内容を組み合わせておこないます。
お絵描きや工作、粘土、シャボン玉、風船遊び、水遊び、文字の読み書き、数数え、鬼ごっこ、散歩、公園遊び、マット運動、サーキット運動など、お子さんの困りや特性、好きなものに合わせた、多種多様なプログラムを組み合わせて療育をおこないます。
文字の読み書きに困りのあるお子さんには、タブレットやスマートフォンなどのICT機器の活用方法を考える場合もあります。
どんな困りのあるお子さんが通われていますか?
それぞれのお子さん、ご家庭により、本当に千差万別です。
「周囲に比べて発達がゆっくり」
「言葉が出るペースがゆっくり」
「思いを言葉にするのが難しく、思わず手が出てしまうこともある」
「落ち着きがなく、じっくり椅子に座っていられない」
「集中力がなく一つのことに取り組めない」
「切り替えが難しく、遊びがすっきりと終われない」
「環境の変化(人・場所など)に弱く、初めての場所では固まったり泣いてしまう」
「集団行動に参加しづらく、発表会や運動会に参加できない」
「自分が思っていた予定と違うとかんしゃくを起こす」
「集団での指示が入りにくく、園などで取り残される場面がある」
「手先が不器用で、入学に向けて鉛筆やはさみの使用が心配」
「運動や動作が不器用でよくこけたり、失敗してしまう」
「数字や文字の認識が弱い」
すべて実際にあったご相談です。
人それぞれ成長や発達のスピードは違うため、ゆっくり見守っていってあげられるならそれに越したことはありません。
しかし、お子さんの抱える性格や特性などが原因で、保護者の方が子育ての難しさを感じられたり、幼稚園・保育園で叱られたりすることが多いなど、保護者やお子さんが困り感を感じられているようでしたら、ぜひご相談ください。
すべてを解決することは不可能ですが、それぞれのお子さんの困り感を少しでも軽減し、その子や家族が過ごしやすい環境づくりをどのようにおこなうか。また、集団では問題行動ばかりが目立ってしまうお子さんも、個別にじっくり見てあげる場面を作れば、良いところや優れたところもたくさんあります。
そうした点をきっちり認識し、保育園や幼稚園と連携する中で、お子さんや保護者の方の自己肯定感を上げることも、療育の一つの役目だと感じています。
通っている年齢層はどのぐらいですか?
幼児さんについては、1歳から6歳まで、幅広い年齢の方が通われていますが、多くは3歳~6歳ぐらいのお子さんです(幼稚園で言う年少~年長)。
福祉につながるというのは、親御さんにとっても大きな決断であるため、乳児期から少し気にはなっていても、私たちのような施設につながるまでには、なかなか時間がかかることが多いです。
3歳半検診で推奨されたり、幼稚園や保育園に入ってみて、集団での難しさを感じられてからつながるケースが中心です。
また、年中さんの後半あたりから、就学に向けての準備を進める中で、利用を決断されるケースもあります。
何人ぐらい通われていますか?
幼児さんは、例年、全体で30人ぐらい通われています。
療育の期間はどのぐらいですか?
お子さんによってそれぞれ違うため、一律に申し上げることはできません。
半年から一年で困りが解消される場合もあれば、数年単位で成長を見守っていく必要があるお子さんもいらっしゃいます。
保護者の方から見て、療育の必要性を感じなくなれば、卒業していただくタイミングになります。
保護者会などはありますか?
コロナ禍のため、大規模な形では難しいですが、少しずつ保護者の方にお集まりいただける機会は設けています。
形態を模索しながら、実施していきたいと思います
手続き・料金について
利用にあたってどのような手続きが必要になりますか?
お住いの市町村によって、少しずつ手続きが異なります。
市町村に利用申請を提出し、受給者証が発行されれば利用可能になります。
向日市、長岡京市、大山崎町の乙訓地域の場合、乳幼児期は基本的に担当の保健師さんが配置されるため、その方を通じてご相談・お申込みください。
京都市の場合、西京区などにお住まいの方は児童福祉センターにお問い合わせください。
京都市:児童発達支援,放課後等デイサービスを利用するまでの流れについて
南区、伏見区などにお住まいの方は、第二児童福祉センターにお問い合わせください。
https://www.city.kyoto.lg.jp/hagukumi/page/0000123002.html
療育手帳や障害手帳は必要ですか?
必要ありません。
市町村から発行されるサービス受給者証があれば、利用可能です。
料金はどのぐらいですか?
受給者証をお持ちの場合、保険が適用になり、幼児さんの場合、1日当たり、およそ1200円~1300円になります。医療などと同様に保険点数のようなものが設定されており、基本的にどこの事業所を利用されても料金は変わりませんが、配置されているスタッフの数や専門職の人数によって少しずつ点数が変わってきます。
また、世帯収入により1カ月当たりの上限額が設定されており、0円(非課税世帯)、4600円(世帯収入およそ890万円まで)、37200円(890万円以上)の3段階があります。
例:1回1200円で、ひと月に5回利用があった場合(上限額4600円)
単純計算では1200円×5で6000円になるが、上限額を超えているため、その月の利用料は、4600円。
さらに、幼児教育の無償化の対象となるため、3歳になってから最初の4月以降(いわゆる年少さんの4月)から小学校入学前の3月までは、利用料金はかかりません。
自費で療育を受けることは可能ですか?
現時点では受け付けておりません。
送迎・アクセスについて
送迎はありますか。
送迎はおこなっておりません。保護者の方による送迎、または自力通所をお願いしています。
小学校高学年以上は、できるだけお子さん自身で通所できる力を育てるため、最寄り駅までの送り迎えなどをおこなっているケースもございます。
駐車場はありますか?
ございます。建物の周囲に沿って、合計3台駐車していただけます。車止めを目印に、ご駐車ください。
入れ替わりの時間帯など、混み合う場合は、近隣からお電話などいただければ、そちらまで送迎することも可能です。
両親以外が送迎しても構いませんか?
構いません。事前にご連絡さえいただければ、おじいさんおばあさんや、ファミリーサポートの方などが送迎されるケースもございます。
最寄り駅はどこですか?
阪急東向日駅から徒歩6分ほどです。
JR向日町駅からも徒歩13分ほどです。
ぐるっとむこうバス「垣内」から徒歩すぐ。
どこに連絡すればよいですか?
電話:075-924-0018
ファックス:075-925-0800
こちらまでお願いいたします。