絵を作るひも通し
ひも通しは、その名の通り空いている穴に紐を通していく遊びです。
難しいものになるとビーズを使ったアクセサリー作りなどがありますが、今回は厚紙に空いた穴に紐を通してイラストを完成させる「絵を作るひも通し」を紹介します
指先を使って小さな穴に紐を通すことは、手先の技巧性を養い、さまざまな表現場面(日常動作や芸術など)で必要な技術力を身につけられる一つの方法となります。
例えば、衣服のボタンのつけ外しのように、ある特定の場所に適切な向きでボタンをかけていくという動作とも関連します。
他にも 靴紐の扱いや ものづくり場面で 必要な器用さを養うことにもつながります。
「表から見たらどんな模様に見えるかな?」と想像し、「次はどの穴に紐を通そうかな」と考え、試行錯誤しながら取り組むことも大切にしたいことの一つです。
上の写真のように穴をあけただけのシンプルなものもあります。
自分で好きなように紐を操作して‘通すこと’を楽しむのものよし、何か作りたい形を決めて‘紐のお絵かき’として楽しむのもよし!です。
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この写真のひも通しは靴紐の通し方や蝶々結びなどの練習としても使うこともできます。
こどもたちの発達段階に合った教材の使用方法を考えています。