「雲の上のユニコーン」アナログゲーム紹介
療育に使用しているアナログゲームを少しずつ紹介していますが、今日は、「雲の上のユニコーン」を紹介します。
「雲の上のユニコーン」は、シンプルなすごろくタイプのゲームです。
まず、水色のサイコロを振り、出た目の数だけ進みます。止まったところがピンクの雲であれば、さらにピンクのサイコロを振り、出た目の数だけクリスタルをもらえます。最終的に、一番多くクリスタルを集めた人が勝利です。
サイコロの数字は、１～３とカップケーキ（ケーキを食べちゃって１回休み）だけ。数字の３までがわかる発達段階のこどもであれば、遊べます。
このゲームの良い点ですが、まずは、使うアイテムの可愛らしさです。
ピンクの透明のクリスタルは、こどもウケ抜群！やはり女の子に人気ですが、男の子も大好きです。
また、プレゼントボックスの描かれたマスに止まったときには、箱からクリスタルを一つ取り出し、だれかにプレゼントします。
こうすることで、自然に「どうぞ」「ありがとう」という場面を作ることができ、こどもたちのソーシャルスキルトレーニングにもバッチリです。誰かが損するわけではなく、箱から取り出すので、ゲームによくある「ポイントが取られて悲しい」という場面を回避することができます。
さらに、全員がゴールした後、盤面をひっくり返すと、裏面が点数を数えるボードになっています。
数を数えるのが苦手だったり、一定以上の数字の大小がつきにくいこどもでも、長さを比べることで、ひと目で勝敗がわかります。
３歳ぐらいのこどもから遊べる、おすすめのゲームです。
