ヴィキッズの特徴
学習面に注目した療育
ヴィキッズには、小学校、支援学校等での勤務経験を持つスタッフが多く在籍しているため、就学や学習面でのつまずきに着目した支援が行えます。
数や色の概念、記号や文字の認識、挨拶などのコミュニケーションなど、就学や生活に必要な基本的な能力を育みます。といっても、無理に学校生活に適合させていくのではなく、その子の困りに寄り添う形での支援方法を模索します。
また、学校や他機関との連携の中で、その子に合った支援やそれに関する情報提供・交換を行います。
「遊び」を通じた療育
こどもたちが楽しんで療育に参加できるよう、「遊び」を主体にした療育を行います。
特に、ボードゲーム、カードゲームなどのアナログゲームを積極的に活用します。ドイツを始めとした世界各国で作られたアナログゲームは、楽しくプレイし、コミュニケーションしていく中で、自然とこどもたちの力を磨くことができます。
デジタルではなく、実物のコマやカードを使って様々なゲームを行う中で、思考力、推理力、手指の巧緻性等を磨くことができます。さらに、ルールを守ること、順番を守ること、相手の思考を推し量ることなどのソーシャルスキルのトレーニングを行います。
また、ゲームをプレイする中で、勝ったり、褒められたりして嬉しいという場面を通じて、自己効力感、自己肯定感を育むこともできます。逆に、負けたり、失敗したりして悔しいという気持ちの中から、「次はもっとうまくやろう」「こんなふうにしてみよう」という、チャレンジする気持ちや能力を育むことにもつながります。
ICT機器の活用
タブレットやレーザーカッター、3Dプリンター(導入予定)など、ICT機器を多く活用することで、こどもたちの困りを解決し、可能性を広げる支援を行います。
読み書きなどの補助機能として、タブレットを活用した支援を行ったり、カメラを使用してこどもたちが自身を客観視する機会を作ったりします。
また、ICT機器の、ものづくりへの活用も積極的に行います。こどもたちの描いた絵や撮影した写真を使ってコースターを作るなど、少し変わった様々な成果物により、こどもたちの自信や喜びにつながるだけではなく、保護者も、こどもたちの成長を具体的に感じられる機会を作ります。
保護者支援
子育ての悩みや困りを気軽に相談できるような関係性を作ります。
支援を、事業所の中だけに限定することなく、こどもたちが多くの時間を過ごす家庭の中で、どのような形で行っていけばよいのか。保護者のみなさんに寄り添いながら、ともに考えていきます。
また、保護者同士でのコミュニケーションを行える機会も積極的に作っていきます。子育ての悩みや気付きなど、共有、共感できる場を作ります。
長期的な視野
児童発達支援と放課後等デイサービスという多機能型事業所を運営することで、幼少期から青年期まで長期に渡って、こどもたちの成長を見守る体制づくりを行います。
ヴィキッズでの療育は一旦終了したとしても、何かあれば、親子ともに気軽に相談できるような、事業所のあり方を模索していきます。