洗濯バサミあそび
厚紙に洗濯バサミをつけていく教材です。
洗濯バサミをつけ終えるとタコやイカ、ライオンなどが完成!
洗濯バサミのつけはずしをすることは、指の力を発達させます。
親指、人差し指、中指を使ってつかむ、つまむといった動作は、スプーンやフォークの持ち方、握り方とも関連します。
また、この3本の指先を動かすこは正しいお箸や鉛筆の持ち方、衣服のボタンのつけ外しなどもつながる遊びとなります。
ここで確認したいことは指の腹の部分を使っているかということです。
人の成長過程は中心から末端へと発達していきます。指先の感覚を刺激すること、指先を使う機会を多く持つことは、様々な動作の中で必要となる‘自分の感覚をたよりに関節を自由にコントロールする力’を養うことにつながります。
また洗濯バサミをうまくつけるために、洗濯バサミを持っていない手(利き手と反対の手)で厚紙をおさえたり、持ったりする工夫をすることで腕や手、姿勢など体全体の動きのバランスをとる練習にもなります。
さらに発展させると「タコのあしは8本」といったように数の認識にもつなげていくこともできます。
子どもが楽しく取り組む中で、一つずつ力をつけていけるような教材を試行錯誤しながら作成中です。